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*仏事供養*こころ・すがた・かたち (5)故人となっておられる恩師の供養

2016年12月07日

*恩師の供養は、恩師の徳を称え、自身の心の成長となる*

人が、その人生に於いて、「恩師」と呼べるお方に出会えたならば、それは、大変、幸運なこと

 

であり、幸福なことだと思います。そして、その恩師が、故人になられても、感謝のこころを

 

すがた・かたちに表すことは、恩師の徳を称えるとともに、自身の心の成長にも、つながると

 

思います。たとえば、恩師のお墓の所在地がわかっていて、あなたの行動範囲内で行けるならば、

 

自身の気に留め置き、墓参することは、尊い供養のかたちとなります。また、その墓参について、

 

季節の挨拶などとともに、恩師のご遺族や同じ師に薫陶を受けた同僚等にお伝えすることは、

 

恩師の徳を称えることになると存じます。そして、何よりも、その仏事行為は、あなた自身の

 

こころを浄め、こころを安らかにし、こころの成長となることでしょう。

 

合掌

 

玄妙事務所

 

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日蓮宗専門お坊さん僧侶派遣
http://souryohakenn.com/
住所:東京都立川市柴崎町2-9-3
TEL:042-512-5313 / 0120-601-701
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*仏事供養*こころ・すがた・かたち(4)故人が、交際範囲の広い方の場合  

2016年12月04日

*近親者による密葬後、本葬儀・お別れの会などを行う*

故人が、各界に於いて、要職を歴任されたお方や、広くお名前が知られ、社会的にご活躍されたお方等、

 

生前、交際範囲が、広くあられたお方の場合、一般的には、まず、近親者によって、密葬が執り行われ、

 

後日、改めて、故人と公私それぞれにおいて、お付き合いのあられたお方にお知らせをし、本葬儀・お別れの会

 

などを行います。この場合、密葬においては、個人葬として親族が喪主をつとめ、費用的にも負担し、本葬儀・

 

お別れの会などの場合は、喪主とは別に、葬儀・会の主催者を立て、その主催者の責任において、式進行や

 

会計上の対応が行われることが多いようです。そして、本葬儀においても、お別れの会などにおいても、

 

故人に向けて、いく人かの代表のお方から、弔辞やお別れの言葉をいただくことが多いのですが、

 

そのいただくお言葉によって、式場に参列・参集された方々は、改めて、故人を偲ばれ、故人への感謝の念や、

 

追慕の情も新たにされ、何よりも、そのお言葉は、喪主をはじめ、遺族にとって、こころに残るものと

 

なると存じます。このように多くの方がお集まりになることは、その準備も大変だと存じますが、

 

亡き人のために、「集う」ということは、誠に、尊いことと存じます。

 

合掌

 

玄妙事務所

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*仏事供養*こころ・すがた・かたち (3)身寄りのない方のご葬儀

2016年12月02日

 *周囲の方々の善意に合掌*

そのお方は、お子様もなく、老人介護施設にて、施設の職員の方々をはじめ、民生委員さん等の

 

ボランティアの方々のお世話を受けられながら、最後を迎えられ、天寿を全うされました。

 

お亡くなりになられた時、個人財産は、ほとんどなく、お葬式費用のやりくりも大変だったと

 

思われますが、民生委員さんのお世話で、葬儀の段取りも進められました。私も、仏縁により、

 

通夜、葬儀とつとめさせていただきました。御布施についても、民生委員さんからのご相談もあり、

 

例外的な対応をさせていただきました。この時のお葬式の段取り、その前後に於ける手続きなどは、

 

故人をお世話されておられた民生委員さんを中心に、周囲の方々の善意によって進められたのですが、

 

その尊い行為には、頭の下がる想いでございます。このように、社会的弱者といわれる人々をサポート

 

されているボランティアの方々には、合掌を以て、敬意を表したいと存じます。

 

合掌

 

玄妙事務所

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供養のこころ*埋葬のかたち(3)夫婦で信仰する教宗派が異なる場合

2016年11月29日

*信仰する教宗派が違っても、同じお墓で埋葬*

そのご夫婦の場合、ご主人は、先祖からお世話になっている菩提寺の宗旨の信仰を受け継がれ、

 

奥様は、結婚以前から、お持ちになっておられたキリスト教の信仰を結婚後も持ち続けられました。

 

奥様が、先に、お亡くなりになられたのですが、葬儀は、菩提寺の住職の承諾を得て、キリスト教の

 

教旨のもと、営まれました。その後、奥様のお骨は、菩提寺の住職の読経をいただき、

 

ご主人が受け継がれた先祖の墓地に埋葬されました。このご夫婦の場合は、夫婦で信仰の違いがある

 

ことに、菩提寺の住職が理解を示されて、このような供養のかたちになったのですが、例え夫婦で

 

あっても、その信仰する宗旨、宗教が違えば、それぞれ、お互いがお互いの信仰というものを尊重し合う

 

ことも大切なことではないかと存じます。それは、信仰というものは、押しつけるものではなく、

 

個々人、それぞれの機縁によって生まれうるものだからです。

 

合掌

 

玄妙事務所

 

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*仏事供養*こころ・すがた・かたち (2)仏壇と日本人

2016年12月01日

*人生の支えとしての「仏壇」*

早坂暁さん作・脚本の「夢千代日記」は、テレビドラマ化され、1981年から、放映が始まった

 

作品ですが、その物語の設定は、太平洋戦争に於ける広島原爆投下によって、胎内被爆し、今は、原爆病を

 

発病し余命2年の宣告を受けている、温泉場の芸者置屋の女将・夢千代を主人公として、夢千代を取り巻く

 

人間模様が描かれています。ある時、このドラマを書かれた早坂暁さんが、NHKFMラジオに出演しておられ、

 

「夢千代日記」の中の仏壇にまつわる一場面を紹介されておられました。それは、夢千代が女将をつとめる

 

置屋に籍を置く芸者の中に、幼少期より、身の上が薄幸のもとにある女性がいて、その女性から、夢千代は

 

女性が守り続けていた亡き母から受け継いだ小さな仏壇を「しばらくの間、預かってもらえないか?」

 

頼まれるのですが、夢千代は、断ります。その時の夢千代の真意は、「この子は、この仏壇を持ち続けている

 

限り、人の道を踏み外すことはない」というものでした。この早坂暁さんのお話をラジオで聴いたのは、ずいぶん前

 

のことなので、多少の記憶違いがあったならば、お赦しいただきたいのですが、この夢千代の「この仏壇を持ち

 

続けている限り、人の道を踏み外すことはない」という想い、感性こそ、日本人の徳性のひとつとして、

 

長く未来へ、伝えていきたいと思います。

 

合掌

 

玄妙事務所

 

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