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年末年始のお葬式

2016年12月28日

*火葬場の開場日を前提に日程の調整をする*

ひとくちに、お葬式と言っても、同じ仏式の同じ宗旨宗派のお葬式でも、地域によって、

 

式の進行に大きな違いがある場合もありますので、ここでは、主に、首都圏での仏式のお葬式

 

についてご説明します。年末年始に、ご家族等、近親者が、お亡くなりになり、お葬式の段取りを

 

進めなければごならない時、年末年始以外の場合と大きく違うのは、火葬場が、正月三が日、閉場する

 

ということです。火葬場の閉場日というのは、通常、年間を通じて、友引の日となっていますが、

 

正月三が日は、それとは、別に、例外的に閉場となります。ですから、たとえば、大みそか、元日に

 

ご臨終になられ、お葬式の日程を決める場合も、最近日としては、1月4日となりますが、

 

火葬場の受け入れ体制も限界がありますので、万が一、年末年始にご不幸がおきて、お葬式の段取りを

 

進めなければならない時は、出来れば、多少、日程が先延ばしになっても、気持ち的にゆとりを持って、

 

事に当たっていただいて、故人の供養を第一にお進めいただければと存じます。

 

合掌

 

玄妙事務所

 

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「愛のハーリティ」をご存じですか?           

2016年12月22日

*ハーリーティは、女神様*

「愛のハーリティ」は、昭和61年・1986年、日蓮宗新聞社刊の書籍の題名です。副題は、

 

「鬼子母神(きしもじん)の物語」です。著者は、大嶋忠雄先生です。この本は、少年少女や

 

世のお母さま方に、特に、読んでもらいたいと大嶋先生が執筆されました。(あとがきより)

 

鬼子母神さまは、仏典に出て来られる神様のおひとりで、もともと、人間ではなく、鬼神(デーモン)

 

の部類に属する「夜叉(やしゃ)」一族の生まれでした。夜叉、鬼神と言っても、善良な夜叉、鬼神、

 

恐ろしい夜叉、鬼神、と様々あるということです。鬼子母神さまのお父さまは、大変、善良な夜叉、

 

鬼神であられました。そんな立派なお父さまのもとに、まことに、見目麗しい娘として誕生された

 

お方が、鬼子母神さまでした。そして、そのお名前は、「歓び」を意味する「ハーリテイ」と

 

名づけられました。やがて、ハーリティは、同じ夜叉一族の大将のパンチーカと結婚し500人もの

 

子どもを産みますが、過去世からの因縁により、自分の出身地の子どもをさらって、食べてしまうと

 

いう恐ろしい行為を繰り返していました。恐怖におののく子の親たちは、おしゃかさまに助けを請い

 

ました。すると、おしゃかさまは、ハーリティの一番可愛いがっていた末っ子のピンガラを一時的に

 

お隠しになられます。ハーリティは、この出来事に、子どもを失った親の気持ちが、どれほどに悲しい

 

ものかを知り、おしゃかさまに諭され、おしゃかさまの弟子となり、子どもを守る神様となられたのです。

 

そして、仏教伝来とともに、この鬼子母神さまの教えは、日本にも、伝えられ、特に、現在では、

 

日蓮宗、法華宗など、法華経ご守護の善神として、多くの信仰を集めています。当、玄妙事務所の

 

礼拝所にもご安置し、日々、ご祈願申し上げております。

 

合掌

 

玄妙事務所

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「寒修行」について教えてください

2016年12月16日

*信仰心を元とし、人格向上をめざす「寒修行」*

現在の日本で宗教心にもとづいた「寒修行」として知られるものは、神道、仏教、

 

修験道などで行なわれています。いわゆる、「寒」の時期に、滝に打たれたり、

 

水垢離をしたり、屋外に於いてお経を唱えたりします。この場合、神職、僧侶など

 

宗教者のみ集まって行うこともありますが、一般信徒の方々と宗教者がいっしょに

 

一体となって修行することもあります。「寒修行」とともに、武道などに於ける

 

「寒稽古」もよく聞く言葉ですが、その違いは、「寒修行」は、信仰心を元とし、

 

精進のこころを養い、人格の向上をめざすものであり、武道に於ける「寒稽古」は、

 

その武道の根本精神を元とし、武芸技術の向上、精神修養を目的として行なわれている

 

と思われます。いずれにしても、特に、日本人にとっては、「修行」「稽古」というものは、

 

「寒中」に行うことによって、より意義深いものとなるのですね。

 

合掌

 

玄妙事務所

 

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葬式にもっていく香典のマナー〜日蓮宗〜

2017年01月25日

葬式に持っていく香典とは、現金を不祝儀用ののし袋に包んだものです。
香典は、お通夜か葬儀のどちらかに持参します。
しかしその前に、香典の表書きに気を付けなければならないのです。

 
表書きは、神道やキリスト教、そして仏教などの宗教によって異なります。
仏教であっても、宗派によって表書きは異なります。
それを間違えると、相手方に不快な思いをさせてしまうかもしれません。

 
まず故人や遺族がどの宗派に属していたか、事前に確認する必要があるでしょう。
そのうえで、香典の表書きには注意してください。

日蓮宗の方法で葬式を行う場合、香典の表書きは、四十九日までの法要の場合は「御霊前」、四十九日以降の法要の場合は「御仏前」とするのが一般的となっています。

 
そして表書きは必ず薄墨で記入します。
香典袋の水引の上には、中央に「御霊前」「御仏前」と用途を書きます。
水引の下の中央には、御自身の姓名を書き、裏側に名前や金額を書く欄があれば、記入しましょう。

 

香典の金額は、両親が亡くなった場合には5〜10万円など、故人とのお付き合いの深さで判断することができます。
もし遺族が、ご厚志はお断り申し上げます、の場合には、無理に受け取ってもらうのはマナー違反です。

 

 

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僧侶の階級と袈裟の色

2017年01月21日

僧侶には、僧階や僧位と呼ばれる階級制度があります。

一般的な会社では平社員の上に主任、その上に係長、課長といったようになっていきますが、僧侶にも似たような構図は存在しているのです。

 

 

具体的な階級はそれぞれの宗派によって異なりますが、日蓮宗の場合は大僧正を最上位として見習いの沙弥に至るまで14の僧階が作られています。

ではこの僧階を見分けるにはどうすれば良いのかと言うと、一番分かりやすいのは袈裟の色を見る方法です。

 

 

日蓮宗では位に応じて袈裟の色も変わるようになっているため、袈裟の色を見れば、その僧侶が一体どの僧階にあるのかということはある程度の判別ができます。

 

 

例えば最上位の大僧正は緋色の地に白色の紋を縫いとる緋紋白、それに次ぐ権僧正・大僧都は緋色の地に金色の紋を縫いとる緋金紋、紫、その下の権大僧都から権僧都は茶紋金か茶金白といった具合です。

 

 

実際のところ大僧正となれるような人となると本当に一握りですから、一般的な法要の場などでは目にすることは少ないかもしれません。

ただ僧侶にもしっかりとした階級制度があり、それを示すのが袈裟の色だということを知っていると、普段よりも少しだけ僧侶のことを知ることができますから、豆知識として覚えておくと良いでしょう。

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